台風の影響か、一足早く夏が来てしまったかの様な暑さの、神奈川です。
6月の終わり、皆さまどの様に、お過ごしですか。本日は、わたし自身にとってもここ数年最大のテーマである「やらねば」についてです。
新婚時代、平日毎晩、終電に近い電車で帰宅するパートナーに、夜遅くごはんを作っていました。
背中で、その日の出来事を話しながら、夜中の12時を過ぎてから嬉々として揚げたトンカツ。今でも良い、思い出です。
彼が、「そうして欲しい」と言ったことは、一度もありません。ただ私が、そうしたかった。そしてその料理をする行為も、一緒に過ごす時間も、楽しみ以外の何でもありませんでした。
月日は流れ、娘は大きくなり、大好きだった文章を書くことが出来る様になり、大好きな人とお話しすることがお仕事となり、他にも沢山の役割やポジションが、出来てきた頃。
あれほど好きだった料理が、段々と楽しくなくなってしまいました。独身時代から、大好きだった料理。友人や家族から、褒められた料理。
「得意で大好きだったもの」はいつしか、「やらねばいけない、作らなきゃいけない、煩わしいもの」になってしまっていました。
数年前、カウンセラー仲間の、素敵な年上の女性から、「全てjoyの波動で」とアドバイスを戴いたとき、ハッとしました。
大好きだったものが、義務感から嫌々する行為に、いつしか変わってしまったこと。悲しくなりました。
そしてこれは、料理に限らず、わたしの中で克服出来ない限り、子供の頃から人生で一番大好きな、文章を書くことまでいつしか、「やらねばならないこと」になりかねない。
そう思ったのです。
あなたの中に、義務感の様なこの感覚は、ありますか?残り少ない6月を、味わえます様に。
湘南the evening Star