新しい年になり、皆さま日常や新しい世界が、落ち着いてきた頃ではないでしょうか。
センター試験当日には雪が降った、変わらない不思議現象に、今年も自然の力を感じます。
「ディズニーは、集合意識を拾うのが本当に上手い」。心理療法家である仲間と先日話題に出たばかりでしたが、本日やっと、『アナと雪の女王2』を、娘と観て参りました。
「すごくよかった、1より良かった」という声と、「意味がよく分からなかった」と真っ二つに分かれる感想。
それもそのはず、あれは紛れもない「リーダーの物語」なのです。
途中、アナを足止めし、ひとりで海へ立ち向かうエルサ(国のトップだから)。街が壊滅の危機に陥いる直前、たったひとりでそれを止めたエルサ(これまた、国のトップだから)。
リーダーは、孤独です。わたしに仕事を依頼下さる皆さんが経営者、個人事業主、表現者、管理職でいらっしゃるのは、それ故です。
だけど、リーダー同士の絆や友情ほど強いものも、なかなか他にありません。作中、オラフが倒れ、「ひとり」になったアナは、国の為に決断し、それを実行に移します。このことが、エルサにアナを、認めさせます。ニューリーダーの、誕生です。
前作は、アナの力を借り、エルサがリーダーとしての地位を確立する物語でしたが、今回は、リーダーであるエルサとベテランの部下たちに認められ、アナがリーダーとして誕生する物語です。
そしてそれが、女性であること。女性リーダーは、平和の為に、力を尽くすこと。素晴らしい物語だったこと、そしてそこには沢山の人の働きがあったことに、感謝と敬意を。
今週も、全てのリーダーが心平和に、自分らしさを発揮出来ますように。
湘南the evening Star