わたしがかなり気を配っている事のひとつに、「他の職種の方に、最大限の敬意を払う」というものがあります。
セッションが始まると、あらかじめ相談内容をリストアップして下さってる方からは、次々と質問が出ます。テンポよくリーディング出来ますので、この進め方は、嫌いではありません。
しかし、内容が明らかにわたしの専門外だと感じた場合、わたしはしつこく、前置きをいたしますし、この件に関しては必ず、専門家にかかって下さる様に、念押しをいたします。その上で、リーディングを進めます。
何故ならわたしは、何でも自分一人で答えを断言し、自身の解決能力が高いという驕りに気持ちが良くなるリーダーではないからです。
もう長いお付き合いとなる国家資格をお持ちの、大変尊敬しているプロフェッショナルの皆さんがおり、この方たちからわたしは何度もご自身のクライアントさんをご紹介下さっていますが、快くそれが出来るのは、このプロフェッショナル達は自身の専門分野とそれに対する自信がはっきりしているからです。
こういった方は、決して自分の専門性を越えて無責任な発言をしませんし、他業種の人々を信頼しておりますので、当然ご自身の専門分野内でも、他業種の人々からも、信頼を集めます。
越境をなくすこと。自身の専門にのみ、集中すること。これ以上に専門性と自身を高める方法は、存在しません。
今日も、それぞれがそれぞれの専門性を高めますことに、お祈りを。
湘南the evening Star