梅雨と夏の間のこの季節、いかがお過ごしですか。雨の雫に関連し、今日は仕事する上での涙の話です。
職場の上司にきつい言い方をされた、理不尽なお客から嫌な思いをさせられた、こんなときに流す涙は、自分以外の誰かのせい。
一方、自分のいたらなさ、レベルに達していないとき、後悔でも自責でもなく、自分のふがいなさにただただ力なく、泣ける。わたしはその涙を、「純度の高い涙」と定義しています。
この純度が高い涙が流れたあと、人は飛躍します。人間関係が上手くいったり、仕事が何本も舞い込んできたり、ミラクルとかラックとか形容したくなる様な事が、次々と起こります。
何故か?それは、誰かのせいにするでもなく、自分を責めるのではなく、ただただ自分の至らなさ、実力の足りなさに、純粋に涙するからです。
現在の自分の立ち位置を認め、実力を認め、他者や過去の自分のせいにしない、純粋な敗北感が、この後自分を飛躍的に、成長させるからです。
そしてわたしは、そんな涙を流した人を、心から応援いたします。
まだ明るい日曜の夕方、実りあるお時間を。
湘南the evening Star